第4回ななころ①

遅くなったけど。







第4回ななころ無事終了しましたいえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お疲れ!!!!!!!お疲れ!!!!!!!!!!!!皆バイブス上がってる!?!?!?!?!?お゙ぉ゙ぉ゙お゙ん゙



うーん、楽しかったね。私は楽しかったです。とっても。
リハの前、はくねさんと二人で前リハ入ったので、私のななころは1/13の12:30に始まり1/14の8:30に幕を閉じた。長ぇ。疲れた。皆バイブス上がってた???お゙ぉ゙ぉ゙お゙ん゙



そんな私は帰って速攻重量級スーツケースとリュックをぶち投げ、メイクを削ぎ落とし、全身の煙草臭さに遺憾を覚えつつも歯茎吹き飛ぶ勢いで歯磨きを済ませ秒で寝た。お風呂に入るとかいう人間理性も気力も残ってなかった。起きたら13:30だったけど二度寝をキメたのでめでたく17:00になった。これは素晴らしい完璧な二度寝、G難度、高得点です。








散々頭悪いこと書き散らしたからそろそろ本題入る。

皆にどうでしたか??とかも聞いてみたいんだけど、取り敢えずこの場ではひたすら私の一方的な感想と振り返りを置かせてもらう。良ければTwitterやらSarahahやらこれのコメントなどで素直な感想を貰えたら嬉しいです。



えーどうしよ、どこから書こうかな。
取り敢えずブスでごめん。イキってどちゃクソ美女しか似合わないウルトラぷりちー衣装着ちゃった。目隠しなんていう美女限定オプションも付けてしまった。大変目に毒だったことと思う。プールのところによくある目洗うやつでよく眼球を洗ってね。



あ。この記事、個人に向けてのニュアンスとかもかなり含むと思うので、把握と御理解宜しくお願いいたします。










さて。
恐れ多くも私のステージングから先に話させてもらう。
まず、第4回ななころを言葉で表すなら...そうだなぁ.........なんというか.........ドリーミーで......セクシーで.....フレッシュで.....スイートで......エキゾチックで......グロッキーで......キュートで...トロピカルで...エロティックで...スパイシーで...ヴァイオレントでジューシーでクールでアクティブでホットでデンジャラスエモーショナルクレイジーエゴイスティックエレクトロ二カルインポッシブルロマンティックファンタスティックヒステリックあばばばばドゥルルルルルルmびをgtotwらたのagpnagまpdaや@godjpを@_twomtp.んお.x'jjpなライブだった。間違いない。

多分この中のヴァイオレントとエゴイスティックとヒステリックは120%私。




で。そもそも、これらのワードのど真ん中撃ち抜いた今回の選曲ですが、この話をするにあたってははくねさんの話もしないといけないな。
「多くは語りません」と既に彼が言ってるので代わりに私が多く語らせて頂く。



第3回ななころが終わって一週間ほど過ぎた頃、彼とこんなやりとりを交わしたのが全ての事の発端。


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がっつりビエラで検索かけて遡ったことと、彼が誤字って恥ずかしい思いをしている事が丸わかりだと思うが気にしないでほしい。







更に会話は続き。(一部個人情報のため修正)

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がっつり対象aで検索かけて遡ったことと、彼が誤字って恥ずかしい思いをしている事が丸わかりだと思うが気にしないでほしい。







そして上のメッセージに対しての私の反応がこちら。

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がっつりキモい。



そんなわけで、今回のななころのトリの中でも大トリを飾った『ビエラ』はピアニストはくねのリクエスト楽曲でした。
且つ、『対象a』も生伴奏で弾いてもらえるきっかけをくれた曲。伴奏者の方と1曲ずつ選曲するみたいな形を取れたのは初めてだったので、フェア?というか。私の一方的な押しつけではなくて相互の要望を取り入れることが出来て良かったと思います。nanaフェスでもさんくんに生伴奏をお願いしたけれど、3曲とも私の単独選曲だったんだよね。その時も思った事を今回はクリアに出来ただけでも大分違ったかな。


その甲斐あってか、どっちもすごく華のある伴奏に仕上がったと思ってる!練習中もお互い、ここはこうしよう、あそこはこうした方がいいってこだわりを持って作ってました。一回一回練習を重ねる毎に形を変える音楽を目の当たりにしたのは初めてだったかもしれない。


っていうか、私本当にこれだけは大声で自慢したいんですけど、2曲とも彼が1から譜面作って弾いてくれたんですよ。何年かのブランクがあるから〜とか言って本人は自分の腕に満足してない様子だったけど、ピアノに疎い私としては全然分からない程素敵な伴奏作ってもらいました。何より楽譜1から作るって何?
対象a』は私をイメージして書いてくれたんだって。私あんなに綺麗な音楽になれたよ。ありがとう。

そして本番の彼の演奏。素敵だったでしょ。
本番で弾いたものが最終決定版だったんですけど、その手前は何度も何度も修正加えてもらいました。特に『対象a』。正直、お互いこだわりを持って〜って先述したけれど、その度を超えたレベルの無茶振りやら修正を私が振った。そして無茶振りを超える出来で返してくれた。よく合わせてくれたなすげぇなこいつと心から思う。
私が大きな顔をするのは間違ってるけれど、彼はこういう時でも自分から前に出ない何処までも格好いい人なので、何処までも格好良くない私が代わりに威張る。
はくねさんのピアノは素敵なんです。素敵なんですよ。彼は凄いんですよ。歌だけじゃなくて、ピアノでも魅力的な音楽を奏でる人なんですよ。
今回のななころ来て聴けた人は幸せになれるよ。というかなれたな。すいじゃないけれど、一緒に幸せになれたね。きっと早々聴けないと思うからさ、忘れないでほしいな。

そして私からもお礼を言わせてください。もう散々個人的にお礼言ったんだけど足りるわけないよね。
本当に、本当にありがとう。
お礼って言葉にするだけ軽くなるので本当に厄介なんですが、これしか私はお礼の言葉を知らない。


うーん。こういう時語彙力ないと困るな。






一方私の歌ですが。

馬鹿みたいに長い時間掛けてこの日のために色々準備したのに、終わるのはあっという間...って経験は音楽に関わってきて散々してきたけど。
珍しくも、重たい後悔とか。
諦めきれない過去とか。
そういう、マイナスの何かを作って来てしまったっていう感覚は割と少なくて、逆に不安な今です。いつもたっぷり過去の自分に恨み辛みを覚えて唇を噛むのが常なので。
勿論後悔0じゃないよ!ステージ見てくれた方は分かる通り、音外しや喉占めすぎ案件とかあったからさ。ついさっき撮影してもらったものを拝見したら、結構酷くてひと笑いしてきた所。


それでも、多分今までのライブで一番いい出来だったと自負してます。以前歌った『This love』と『暁の車』はもうとても聴きたくないし歌いたくないんだけど、今回は2曲ともそうならなかったしなぁ。それだけ歌った曲を愛せてよかった。
これは自分の歌唱っていうポイントで見てもそうだし、私がやりたいことをやり通したってポイントで見てもそう。

やりたいこととして顕著に出たのが、MCと目隠し。



まず目隠し。
何でしてるの?って思ってる方も多いと思うんですが、正直そんなに深い意味は無いです。
もう少し正確に言うと、最初はありました。
「憂い」というテーマを意識した演出として付けたいと思ったこと。『対象a』を歌うにあたって、私の中での曲のイメージと目隠しがぴったり合ったこと。


でも今となっちゃ、もうそういうまどろっこしいこと抜きで「つけたかったから付けた!!!!」と答えるであろう私がいました。
小学生に「何で泥団子作ってるの?」とか聞いても「楽しいからー!」とか「作りたかったからー!」しか返ってこないでしょ。それ。それよ。付けたかったから付けた。本能が付けたがってた。


とは言え、いつ付けるのか、何処で外すのか、はたまた外さず二曲通すのか、外すとしてどう外すべきか...これらの事がちゃんと固まったのって結構ギリギリです。
だから恐れ多くもエスコートしてもらってステージに上がるって演出も、とこが終わったあとの転換中に決まった。ギリおぶギリ。
さも当たり前みたいな顔してエスコートしてもらったんだけどくそ恥ずかしくて死んだ。照明ついてない時って皆から私が目隠し付けてるの見えないから、「え、なんでエスコート?」ってなるじゃんね。それ後から気づいたよ。そうだよね。済まなかったという気持ち。ただあれ本当に暗くて見えないからああするしかなかったw

目隠しつけたいんですけど...ってぺんぺんさんに言った時に見ていたビジョンと、全く異なる形になったなぁって感じました。もう最初の頃どうしたかったのか忘れた。





次。MC。

前回の第3回ななころでも好き勝手私の情けない話をさせて頂きましたが、今回はどうしても演出重視でいきたかったので、影ナレという形を取りました。


MCの提出期限が年明け前だったんですけど、いつもならこういうの楽しくスラスラ書くはずの私が全く浮かばなくて。ひたすら焦りました。
最初考えてたのは、はくねさんと組むことになったきっかけ談を軽く話したあと、在り来りな曲紹介、歌って流れ。
でもそれって私のしたいことでは全くなかったし、だからこそ文が浮かんでこなくて。とは言え、本当に私の言いたいこと全部書いたらお客さん引くんじゃ...って不安で書くにも書き出せないでいました。

その後ぺんぺんさんに相談して「そのまま言いたいことを言ってくれればいい」とお言葉を頂いて、あのMCが完成しました。


ここでも1つお礼を言い倒したいんだけど、あの意味不明な内容で誰1人笑わず聞いてくれてありがとう。
年明け前に歌唱王って放送されたのご存知かな。
その時も思ったんだけど、音楽に関わってテレビに映ったり、世界的に有名だったり、生活したりする人って皆「誰かに希望を」とか「力になりたい」とか。輝かしいことを言う人ばかりだなぁって思うんですよ。
凄いと思います。私には言えない。
自分をこんなに苦しめてるひとつの元凶を操ることも、それを自分の武器にして誰かを幸せにする事も出来ない。
だから音楽と真正面から対面すると、私の口からは「死」とか「別れ」とか、今回のテーマになった「憂い」とかがぽんぽん出てくる。右目が疼いてるわけでもないし、左手に邪気が宿ってるわけでもないよ。

でも多分これが変わってるんだと思う。音楽ライブのMCで「自分は死刑囚だった」って聞いて素直に理解出来るわけがないもんね。私だって聞いたら理解に苦しむよ。何なら何言ってんだこいつと思った方も沢山いると思います。それでいいです。おかしいのは私で正しいのは貴方です、安心してほしい。

それでも、その疑念を笑いに変えて口に出す人が一人もいなくて、幸せだった。破茶滅茶な私の日記の一部のようなものを聞いてくれてありがとう。もうななころ終わったから幾らでも笑って大丈夫だよ。
本番を迎えたあの日、私が皆に本当に伝えたかったことがあれだったのかは分からないんだけど、迎えるまでに「これが私の伝えたいことだ」と思った日があるのは本当。今はそれだけで十分かもなって思えた。


因みに、後から色んな人に言われて気付いたんですが、あのMC読んだの私じゃないですよ。
原稿を私が書いて、ナレーターはるるちゃんにお願いしました。結構大半の方が私が読んだと思ってるようで、終わった後驚きました。おばさんあんな上手に読めん。

運営と出演者を兼ねてる上にリアルも忙しかったるるちゃん。かなり手一杯だったと思うんですけど、快く受け入れてくれてありがたいの極み。
しかも、態々「どういうニュアンス、強弱、イントネーションで読めばいいのか知りたいので、麗音ちゃんが読んだものの録音をください」って言ってくださいました。自分のMCでもないのにここまで力を注いでくれるのか...と感激でした。

あと当たり前だけど私が読んだものとるるちゃんが読んだもの、全然出来が違うんです。まじで頼んでよかった。私が読んだらあんな素敵な雰囲気は作れなかった。今これを書く上で聞き直したんだけど、確実に原稿じゃなくてお経読んでるわこれ。





そうだ。
選曲の話をした時触れなかったけど、『対象a』と『ビエラ』、どっちが好きでしたかね。(烏滸がましい)
多くの人はラストかっさらった『ビエラ』かなぁと思うんですが、私は断トツ『対象a』が好きです。本番上手く歌えたのもこっちだったし、ピアノ伴奏もこっちの方が好きだし、なによりこっちの方が歌いやすい。
結局本番を終えた今でも、何故罪があるのか、何故罰があるのか、罪と罰とはなにか、はっきりしたものは見えなかったなぁ。ずっとこれを重点において走ってきたけど、ソロモンでもない私は曖昧なままここまで来てしまったよ。
でも、歌詞の中にある「罪があるのは諦めているから、罰があるのは求め過ぎるから」は一つの正解の形だと思った。人の数だけ罪と罰の形があるんだね。いつかふと自分の罪と罰を見つけられたらなと思う。

そして『ビエラ』ですが、リクエスト貰ってなかったら恐らく絶対歌ってないです。難しすぎる。練習中も二人でボロボロになって死にかけた。と言うか死んだ。
「憂い」というテーマを大きく背負っていたのがこっちだったっていうのもあって、えぐいぐらい悩まされた。悩んでも悩んでも答えが見えるどころか更に沈んでいく泥舟みたいな曲だった。

中でも困ったのは「君」探し。
この曲を練習しだした時から歌詞の中にある「君」って誰なのか探し漁ってて、色んな人を当てはめて見たけれどしっくりこなかったんだよね。

でもMCの通り、自分が死刑囚だと分かった時、「君」は私だと思った。

死んで生まれ変わる私が、ただ我武者羅に練習を詰んでる頃の私に送る鎮魂歌だと思った。
歌ってる時の私は送る側だったけれど、頭の中では幼いままで、自分が自分に縋り付いて「置いて行かないで」って泣いてたな。


だから『対象a』はヘイトスピーチ、『ビエラ』は私宛の鎮魂歌という形で仕上げました。こんなの私の中だけの特別設定だから知らなくていいんだけど、喋りたがりイキりババアだから書いちゃった。







あ、良かったら原曲のリンク貼っておくので聴いてみてね。何方も元々は、私が仕上げたものとはまったく違うテイストになってる。1人でも多くの方がこれらを知って好いてくれたら嬉しい。


対象a』☟


ビエラ』☟






以上で自分の出番の振り返りは終わり。
長くなったから記事分けます、後半は他の出演者の方とか運営さんとか打上げとかその他諸々書くよ。多分。
そっちはTwitterに通知出さないつもりなので大半の方はここまでかな。お付き合いありがとう。後半は自分の記憶というか、忘れないための日記のようなつもりで書く。
というか書いた。☟






改めてななころお疲れ様でした。
運営関係者の皆様、出演者の皆様、いらっしゃったお客様、Twitter宣伝などの拡散に携わってくれた方々、DESEOスタッフの皆様、全ての方々にありったけの感謝を。

またね👋🏻